僕は片思いしか経験したことがない。
僕には他人の心がわかりにくい所があって、何故失敗したのかも、何をどうすればもうちょっとはマシな結果が期待出来たさえも、大抵は分からない。いろいろ工夫してみたところでいつもダメダメ。1つでも成功した経験さえあれば、まあその方法が通じる相手にさえ出くわせば、たとえその関係が失われたとしても次の成功も見込めるのかも知れないけれども。
そしてまた、僕は「初めてです」というにはちょっと歳を食っている。みんな、僕の年齢にはちょっとぐらいの経験を求めるのが普通で、それでまたハードルが高くなっているという側面はある。もうちょっと若い内に無茶でもやっておけばよかったんだろうけど、まあそれは今更言っても仕方ないな。
自分なりに工夫してみてもいつも思いは空回りして、そして無碍に拒絶されてはヘコむばかり。行動を促す教育学には「エンパワメント」、つまり力づける・勇気づけるという考え方があって、そこで結構重要な要素の一つとして取り上げられるのが「成功の経験」だったりする。あー自分はディスエンパワメントされてるなーとか思って不必要にヘコんでる部分はあるw。
…もちろん、これは僕の就職活動のお話である・x・。あと、メインテーマは自分の不運や不器用さを嘆く事であって、世の中のせいだとか相手のせいだとかは、恨む筋合いじゃないよねえ。