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2009年 12月 29日
究極の自己満足記事でございます。
何が自己満足って、「そのうち書く」と言った友達が今はもう縁遠くなってしまったというあたりとか。どう書いても小難しくしか書けなくてはかどらなくて。 これだってそう上手に書けたとは思わないけど、せめて今年のうちには始末をつけておきたいと思ったので書いておくことにする。 あとは、実家に戻ってネット関係でいろいろ不便で暇があるなので長文でも書こうと思った、とか(勉強しろ>自分)。 僕は運動が最悪に苦手だ。小学1年の逆上がりを最後の最後まで、補助具を使おうが何しようができなかったあたりであきらめたのだったと思う。 算数が苦手な人がいるように体育の苦手な人もいる、という程度のことは一般論として言える。けれども、自分が「男らしさ」として求められる美徳(とここではしておこう)のうち相当大きな部分が欠落しているという意識に結び付いた。勉強なんぞいくらできたところで、男の集団にあって一段価値の下がるものとまあ、思いこんでおったんですな。 それでも、若いころはその程度の劣等感で済んだんだけれども、色気づいてくると、それは決定的な意味を持つことになる。もちろん、異性に選んでもらうことができないということ。 なんつーかさー、そういう根暗さが一番問題だったんだけど。 ともあれ、そういう生きにくさを抱えていたときにたまたま触れたのが「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」だった。手元に本はないし細かい内容はほとんど忘れてしまったけれども、その時衝撃を受けたのは確かだ。「女らしさ」というのは生物的な根拠があるというよりは世の中全体の「思い込み」に過ぎないということを説明していた。それは裏返せば、僕の生き辛さの原因になっている「男らしさ」だって幻想だということだ。 思い込みだからって(自分の中にあるものでさえ)簡単に打ち消せるものではないのだけど、それまで疑うこともしなかった「当然」を客観的に眺めることができるようになるきっかけになったのは大きかった。 だから僕は女の味方だとか、少なくともそのスタートポイントで思ったのでは全くなくて、自分自身のためにフェミニズムは便利な発想法だと思ったからこそこれに与したわけ。 ただ、関連書籍で僕の読んだものといえば、これと「ザ・フェミニズム」ぐらいで全くの不勉強だから「フェミニスト」なんて自称するのはおこがましいし(まして僕は男だ)、おまけに上野千鶴子は日本の世の中一般で知られている”フェミニスト”の大半とはちょっと違う考え方だったりするので、タイトルにはちょっと注意していただきたきたいところではある。 その後、持続可能ということを考えるようになって、正当なはずの社会でなぜか固定化される身分の差を問題にする上でこれと同様の発想法が便利だと分かったのだけど、それは余談。
by sotono_hito
| 2009-12-29 00:14
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