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2011年 05月 12日
連休寸前に、4月半ばだかのテレビで「原発から離れているのに福島県ってだけで日光・会津若松方面の宿がキャンセルたくさん食らってがらがらに」と言っていたのを思い出して「がらがらなら今からでも予約余裕じゃね?」と思って5/3-5の旅程であっちに行こうと思ったら…
そういや福島も行った事無かったっけということで、会津若松方面で面白そうなものは無いかと探してみるところから計画がスタートするあたり、なんか順番がおかしい気はしたけど。というか、別段白虎隊萌えでもないのに会津若松はちょっと渋すぎる気はしていたけど、まあ行けば楽しめるだろと。 そして、 1. 会津鉄道が渓谷走っているっぽいから景色いいかも? 2. 塔のへつりっていう奇岩の名所が近くにあるらしい。 3. その近所には湯野上温泉・芦ノ牧温泉という温泉地があるらしい。 4. 会津鉄道で会津若松に行くなら途中で日光の近くを通る。 5. じゃあ宿泊地は日光・温泉もしくは温泉・会津若松の2泊って感じだな。 というような順番で大まかな行動計画が策定された。 そこで連休寸前に宿を取ろうとしたら、なんか5/3-4だけは軒並み埋まっているという怪現象に遭遇して旅行を断念せざるを得なくなった。いや、GW前に特に予定入れてなかったから、連休中の出勤日の留守番担当引いてたので、3日がかりの旅行にはもう行ける日がなかったのね。 そして5/4のサイエンスツアーバスから帰ったあたりで「あ、金曜日に会社引けてから即日光行けば意外と回れるんではないか」と思い当たって、5/5に電車のダイヤを調べて(なにしろ本数の少ない田舎なのでミスると致命的)宿も取って、5/6から行って参りましたとも! 相変わらず思いつきで行動するワタクシ。 会津鉄道と東武鉄道で4日間有効なフリーパスが販売されていることを知ったので、それを軸に予定を立てる。とりあえず定時退社最速で鬼怒川温泉方面の特急に乗っても、日光に入れるのは午後9時以降なのが分かっているので、この日は豪遊系旅館のチェックインは無理だと判断し、木賃宿+豪華な外食という方針に。 周遊切符。初日はつくば→流山おおたかの森→春日部→下今市→日光のルートで。 夕食は宿の近所の洋食屋で(翌日撮影)。いやー何となく予想はしてたけど、ほんと8時ぐらいで軒並みお店閉まるんだ…。というわけで開いていた数少ないお店でした。ここがなかったら多分ガストぐらいしか…(苦笑) 牛肉と湯葉のカルパッチョ。すくねせんせーに以前教えてもらったように、あっちの方は湯葉が名物らしく、できれば湯葉料理を食べたいなと思っていたけれど、上述の惨状でその夢が絶たれた、かに見えたのだけど、入った洋食屋にこんなメニューがあったので一も二もなくこれをメインに据えようと思ったのでした。あと、ユッケ食中毒で生肉食に注目がちょうど集まっているので、これはもう食べるしか! …いや、ふつーに旅行中に生肉とかリスキーなもの食べるべきじゃないと思うけどね・x・。 カルパッチョと言えばなんか洋風刺身みたいな風潮があるけれど、もともとあれはヴェネツィアのレストランで、医者に生肉食療法を勧められたという常連客に出されたのが最初なので、オリジナルは牛肉なのよね。だからこの料理もオリジナルに近い…んだけど、たしかあれって赤身肉にチーズという趣旨だった気がするんだが、なんでここの肉にはサシが入ってる上にオリーブオイル掛けてありますか@@。味付けは強めの塩とすり下ろしニンニクと刻みネギだったと思う。肉も良いし、美味しいのは間違いないんだけど、酒肴じゃなくてご飯のおかずとしてはちょっと味と油が強すぎて、最後の方は胸焼け(苦笑)。湯葉は箸休め的な感じで、甘みが生かされてたと思う。一人で一皿食べるのでなければ強力にお勧めしたいね!w 茄子、シシトウ、軍鶏のささみ、和牛ロース。このほかに椎茸と鴨も食べた。いずれもうんめー! ビールのメニューがやたら充実していたので、外国のノンアルコール(といっても1%未満という程度なので余裕で酔えるが)を頼んだのだけど、売れないからノンアルコールは国産しか扱わなくなったって言ってて残念。 マグリットの「ホームシック」の複製が飾られていた。宇都宮美術館に「大家族」があるからそれ関連かと思ったけど、違うらしい。 お店から東照宮まではゆっくり歩いて20分ぐらいと言われたので、ホテルの門限まで40分あるからと腹ごなしに夜の東照宮を見に行ってみた。けど、この入り口から先が結構長そうだったので諦めて小走りで帰ってぎりぎり門限に間に合った。まあ、なかなか良い感じなのでこの写真が撮れただけでもよしとするか。 というわけで初日はここまで。
by sotono_hito
| 2011-05-12 23:49
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