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2011年 11月 18日
出張で行ってきたマルタの写真を並べるよ。
その前にマルタってどこ?って人もいると思うので簡単に説明しておくと、イタリアをブーツだとするとそのサッカーボールにあたるのがシチリア島、で、その南側にある小さい諸島(人が住んでいるのはマルタ島・ゴゾ島・コミノ島の3つぐらい)からなる独立国です。しばらく前にリビアから戦闘機が亡命したという話もあるぐらいで、地理的にアフリカの影響も受けやすい場所にあります。 マルタ騎士団ちゅーのが長いこと常駐していて、ナポレオンが占領して、すぐ後にイギリスが占領したという来歴があります。主な言語はマルタ語(よく分からないけどイタリア語をベースにアラビア語っぽい発音が混ざったような感じだったかと)、イギリス占領が長かったので英語と、あとは距離的に近いのでイタリア語あたりらしいです。食事もイングリッシュブレックファストとピザとパスタって感じ。 ちなみに、フォト蔵という写真アップローダーを使っているので、そっちにアップした写真の一部を日記に流用しております。「posted by (C)酔狂先生」とかって書いてある写真は、クリックするとフォト蔵のページに飛べます。物によりますが、そこでさらに写真をクリックすれば1024*768とか4032*3024の写真まで見ることが出来ます。 今回はエミレーツで行ってきました。ドバイ→マルタなんて割と不思議な便があったので。もちろんお食事は全てハラール、ただしお酒も出します・x・ カーバ神殿の方角が表示されるのが実にアラビアン ドバイで乗り換え。売店にはこんなのとか、水たばことか売ってた。 さすがザカート(喜捨)が信者の義務なイスラム世界。空港にこんなのがいくつも立っていたり、エミレーツも基金を運営していることを広告してたし。 お酒駄目な国でこんなもん売ってええんかいな…ソーテルヌの最高級貴腐ワイン、シャトーディケム1988年ビンテージ5リットル5000ドルってなんちゅーバブリーな。普通の750ml瓶に換算するとおよそ56000円(ドル75円換算)ですか。円高万歳w ドバイの朝。妙に空気が黄ばんでおります。 マルタ行きの便は途中でキプロスのラルナカを経由する。乗り継ぎでもあるのか、こんなところで結構な人が乗り降りする(帰りのマルタ-ラルナカは平日だからかがらがらだったけど)。これは日本人にはまず縁のなさそうなキプロス航空の機体(右)と、キプロスの風力発電。 マルタの南岸はこんな風に切り立っているところが多いらしい。イギリス南岸のセブンシスターズと同じく石灰岩地形なのね。 世界の機窓から posted by (C)酔狂先生 マルタ航空の機体。マルタ十字!意外とヨーロッパのいろんな所へのフライトがある。大抵の所は相互にイミグレ不要ですが、シェンゲン協定に参加してないイギリス等から入るときは要注意。…究極どうでもいいなこの情報。 余談だけど、イスラム圏からの参加者が恋人へのおみやげだっていってマルタ十字のネックレス買ってて、「この意匠は何だ?」って聞かれたので「十字であることからも分かるとおり、キリスト教騎士団の紋章だ」って教えたらすげー微妙な顔してた…彼が普通の欧米人っぽい外見だった事もあって、僕も後で気がついた(^^;;;; 悪い事したかなぁ。 マルタの地理的特徴。アップダウンが激しくて建物はたいがい石灰岩を積んである。島自体が石灰岩で出来ているので、建材はそこら中から切り出せるw マルタの車窓から posted by (C)酔狂先生 宿舎兼会場のホテルからの眺め。残念ながら遊びに出る暇はありませ…ん…(ばたり)。首都のヴァレッタではなく、ブジバという北の方のリゾート地。 出張の目的地兼宿舎 posted by (C)酔狂先生 海岸からの夕日の眺め。 夕焼けのQawra posted by (C)酔狂先生 晩ご飯はここで地元料理のお店に。奥のシチューの下にはブラジォリという肉の巻物と、ウサギ肉が入っておりました(なぜか胸部レントゲンでおなじみの形状の胸腔の骨も…)。ウサギは淡泊な鳥の胸肉みたいだけどもうちょっと味が濃くておいしかったっす。あとタコはニンニクとパセリで炒めたような感じでこれもおいしい。ブラジォリは肉がぱさぱさで正直さほどおいしいとは思わず。 到着までで大体こんな感じ。観光の話はまた今度
by sotono_hito
| 2011-11-18 23:56
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