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2005年 01月 17日
年が明けてから最初の更新。人間、やりたくない仕事で忙しいときは余所事がはかどるけど、やってて楽しい事で忙しいとやっぱ集中するよね。久々に自分の研究やってる感じがする(ぉ。ちなみにどんぐらい忙しいかというと、マリみての新刊もまだ全部読んでないし秋山+こつえーの新刊は開いてすらいない。忙しすぎ。
ただ、あんまりほったらかしもアレなので、以前書きためてた奴をちょっと放出しようかなと。メモファイルの更新日時見たら先月の頭だった。そんなわけで、で書いた『SEXFRIEND ~セックスフレンド~』についての考察や感想など。なんで年の初めからこんなぶっ飛んだエントリなんだ自分。人狼(あの有名な鯖の奴じゃないけど)でいきなり食われたからか。 あ、ここだけの話、ゲームは18禁なんで(名前見て分からん人もおらんだろーが)気をつけてくださいな。ただここの記述そのものは一生懸命そういう要素を削ったので(その分話の筋も分かりにくくなってるけど)、exblogの中の人にも目をつぶって頂きたい。 演出としては、表示テキストとボイスを別々に使うというのが目新しかった。例えばヒロインが一人でしゃべっている中テキストでは主人公の思っていることが表示されることで、主人公が上の空であることを暗示するとか。あるいはテキストが「【ヒロイン】:……」でありながらボイスで台詞を入れることで、主人公には聞き取れなかった独り言をプレイヤーには明示することが可能になったり。ボイスなんざただのオマケだと思ってましたが、こりゃ確かに新しい演出方法ですよ。 またフラグ管理が巧み。例えば美奈→主人公と主人公→美奈という2つの好感度が隠しパラメーターに存在していて、両者の関係を細かく場合分けしてテキストの差し替えを行っている。 んで裏設定についての予想メモ。ネタばれにつき白字。つーかここ読んでる人でこれやった人とか将来的にやるであろう人はほとんど無いだろうから、基本的には「チラシの裏」な書き込み。 この裏設定も、ほのめかすだけで事実は語られないってのがまた良い。現におかげでこうやって考察に時間費やしてる馬鹿がいるわけだし(笑)。 美奈と図書委員の二股で美奈を日曜日に映画に誘わなかった場合に出る蕪皿独演会(仮称)の検証から。 美奈には玉三郎というペットの犬がいたが、病院に連れて行く車が間に合わなかったため死んだ。蕪皿の双子の姉(日代)と彼氏が事故死したときも彼氏は犬のために帰宅する所であった(そして車が間に合わなかったため死んだ)。この事件は同一と考えられるから、日代の彼氏=美奈の兄である。 彼には双子の妹がいた。これは美奈と考えることもできるしそうでないとも考えられよう。蕪皿姉妹と出会う直前に兄は片割れを失っている。この表現の示すところが死別かそれ以外(隔離とか)かは、蕪皿が明言しなかったこともあり断定はできない。死別でないとすれば双子の妹=美奈である。双子の妹≠美奈であれば美奈にはさらに姉もいた事になるが、彼女については作中で語られたことがない。やはり世間では「双子の妹=美奈」説が有力だが、ここではとりあえず死別説つまり美奈には既に死んだ姉がいるという仮説を採用してみる。 兄と蕪皿姉妹の出会いは兄が片割れを"失った"時期であるが、特にきっかけ無しに彼らがこのタイミングで出会うのは都合が良すぎる感がある。むしろ彼の双子の妹の葬儀の席あたりであると考えるのが自然となる。「彼女ら」と蕪皿は親友だったが、その時点では兄との面識はなかったはずである。 登場人物がすべて18歳以上であるという建前を無視すれば(笑)、記述から考えて美奈達は現在高2、16-7歳である。この3年前に兄が(恐らく)自身の運転による自動車事故で死んでいる事を考えると、兄と美奈が双子であることはまずあり得ない。隔離説つまり美奈双子説にとってはここが大きなネックとなっている。 鬼畜ルートのクライマックス、美奈は「おにいさま」と譫言で主人公に呼びかける。これは、彼女が過去に兄に同様に扱われていたということを示唆する。ただ、純愛ルートで「いたずら」を続けたときに告白される真相は、それまで信頼していた兄の豹変が恐ろしかったものの、彼女がその行為を拒絶することで最終的に兄は引いたということであった。美奈の「信頼している相手との云々」という台詞の実体験の相手はこの兄以外には多分無いから、この時点で彼女は兄と関係を持っていたはずである。鬼畜な扱いは「何もかもがどうでも良くなった時期」以降の豹変によるのであろう。そんな奴の事だから双子の妹にも当然手を出していたであろう。蕪皿の言う、一目惚れの相手がろくでなし云々というのも結局この兄が本質的にはろくでなしだったという事だ。 鬼畜→純愛ルートで、もっともではあるがやや依存的に過ぎるとも思える「信じる」態度は、ただ彼女の情の深さを物語っているだけではなく、それ以外に孤独感からの逃げ場が無かったからでもある。でもやっぱりこの辺の台詞にあてられた人も多いらしいから、是非とも見とけ、と(w)。 美奈がアソぶ様になったのは確実に、(自称)美人保健教師がその本質を見抜いて暇つぶしのためにそそのかしたからだ、間違いない。美奈は悪友などと言っているがその実、掌の上で遊ばれているだけだろう。そういうスタンスが便利だからそう装っているに過ぎない。彼女は権力者の孫だからやりたいことは何でもできて、それ故に世の中が退屈だったのであろう。 最後に、どーでもいーけど、この作品、発売日:2003年3月20日だったのね…。その辺の設定も載っているかも知れない画集も絶版だし。
by Sotono_hito
| 2005-01-17 00:19
| 物欲
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