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2007年 12月 29日
先日、後輩に誘われて銀河丸を見てきました!
銀河丸というのは航海訓練所の所有する練習船です。残念ながら同法人の所有する帆船の日本丸や海王丸ではなく汽船ですが(僕は光栄の大航海時代シリーズをやって以来の帆船好き)、なかなか見ることのない場所が見られるチャンスです。後輩が、こんど銀河丸の船長に就任した人と知り合いという非常に美味しい人物で、夏頃にはその人が教官をやっていた海王丸も見てきたという話を聞いて「今度何かあったら誘って」とお願いしておいたのが効きました。 なお、後輩はPinkyについても一定の理解を示してくれる(というよりは良い意味で無関心な)人ではありますが、船長自ら案内して頂いたのでさすがに取り出すわけにはいきませんでした(・x・)←持っては行っていた。 銀河丸@晴海埠頭の船首。汽船にフィギュアヘッド(船首像)はないんですねぇ。銀河丸は平成16年6月就航の新しい練習船。 専用桟橋。けっこーものものしい。 操舵室。よーそろー(宜しく候の略)と言いながらぐるぐる回すような浪漫溢れる舵輪はもう無くて、普通の自動車のハンドルのようなのでした。帆船にはそういう舵輪もあるみたいだけど、やっぱり普段はこの手のを使ってるんですって。キャプテンハーロックごっこ(この映像の3分手前みたいな感じ)とかやってみたかったなぁ。ちなみに、ほぼ真横に移動することも出来るのでスペック的にはタグボートなしでも接岸できるらしいよ!(でも一応タグボードに押してもらうそうな) 海図台(チャートテーブル)。海図を眺めたり予定航路の線を引いたりするテーブル。手前の引き出しには「前回」「今回」「次回」などというタグが付けてありました。ちなみに僕がチャートテーブルを見て真っ先に連想するのは「沈黙の艦隊」だったりする。海江田ぁっ!!!! 六分儀と船長の肩章。船長は4本線に丸ですよ、覚えておくように。紺色の制服の場合には袖口に付いてるマークですな。 六分儀は緯度を計測する器具で、これで天体の水平線からの角度を測ってどがちゃがすれば緯度が分かるというすぐれもの。現代ならGPS積めばおしまいですが、一応これも実習があります。なお、これは船長用という箱に入っていたもので、「船長専用があるなんて初めて知った」と船長自身が驚いてたのが印象的だった…。 ちょっと大きな船というのは浸水に備えて隔壁があるものですが、そういうのは足の不自由な人が見学する障害ともなります。そんなわけでバリアフリーの為の足場。めちゃ重そうでした。ちなみにこの船は練習船として初めてエレベーターを搭載したのだそうな。時代は進むものだねぇ。 汽船のボイラー。原油高の影響で、年始の沖縄行きの航海実習が鹿児島までにスケールダウンしたとぼやいてた。手前はピストンで、この船は7気筒。 船長室の客用椅子。揺れても大丈夫。ちなみに士官の居室などには5本脚の事務用椅子があったりするのだけど、それも脚は車輪を全部とっぱらってゴムにしてあった。 この後、船長さんに誘われて…うーん、あれこれあるので詳細は省くけど宣伝はしちゃおう!築地青空三代目の"hafu-"というお店でフグの和風フルコースを御馳走になってまいりました!いやもう食べ物ではソウルで食べたサムゲタン以来の感動でした。その分お値段もすごかったみたいだけど。この写真は2品目ぐらいに出てきた「フグの皮の煮こごり」。 船長さんは、いわゆる「海の男」的な感じではなく、気さくで優しい方でした。いやー楽しかった!そして今度こそ帆船の一般公開も見に行こうと思った。
by sotono_hito
| 2007-12-29 17:22
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