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2006年 02月 19日
どうも最近ルワンダと縁があるらしい。これ、元々はホテルルワンダと全く別ルートで興味を持った話題なので。
どういう経路だったか、試飲販売会:ウィンベーさんら、万博名物のルワンダコーヒー・紅茶を--日進 /愛知という毎日新聞のオンライン記事を見たのがきっかけ。一応、紅茶にうるさいお茶ヲタを何故か志しちゃった僕としては「いくら慈善たってまずいお茶に金払えんわなあ」というのが記事を読んで最初の感想だった。ケニヤなら産地として結構有名だけどルワンダってどうなの、みたいな。ちょっと試してみる程度ならともかく、1パック250グラムも買ってハズレだったらちょっと悲惨だ。1杯入れるのに茶葉は3グラムちょっともあれば足りるから(大きいマグでいつも飲むので3グラムだとちょっと少ない事がある)70杯分程度、すごい量だ。しかし値段としては250グラムで1000円ただし送料別、ちょっと一般人の感覚がなくなって久しいのだけど、例えばフォションの125グラム缶とかだと2000円内外、僕の愛飲するルピシエのキームンなら50グラムで600円程度という感覚からするとむしろ格安ではある。リプトン紅茶のティーバッグが50袋で600円だから、これと張り合える値段だ。 というわけでちょっと気になる存在になったので、こういう時にはGoogle様にお伺いを立てるのが一番。ヒット数は少ないがトップで引っかかったページを読んでみる。 中央アフリカのルワンダ共和国は、かつては良質な紅茶が作られることで有名でした。ほほう!つまり少なくともぱっと出の産地というわけではないと。まさか今回のお茶が茶園モノという事はないだろうけど、この記述を読んでそれならちょっと試してみようかという気になったのであります。今月中にウィンベーさんのビザが切れるということならちょっとでも助けになるだろうしね(しかし1トン残ったということは250グラムパックにして4000個。焼け石に水ではある…)。 上記ページでルワンダ「ダスト」(最も細かく刻まれた茶葉)がどうこうと言いつつ紹介されている商品がCTC(まったく別の処理方法による茶葉)というのがちょっと不思議な感じだけどまあいいか。 というわけで新聞記事にあった電話番号までさくっとオーダーしてみる。1袋だけではやっぱり送料が割高になってしまうと言われるが、さすがに2袋は頼めないという事でそのように。電話口ではゆうパックで700円とかいう話だったが、なにやら工夫して頂いたようで結局送料は500円となっていた。 届いた紙包みを開封すると出てきたのはこんなパッケージ。 箱が歪んでいたり印刷の質があまり良くなかったりするのは途上国商品の常である。こういうのはタイでもう見慣れた(笑)。 さてお待ちかねのテイスティングだ。やはり茶葉はダストだった。開封すると甘いアッサム系の香りがする。ちょっと不思議な臭いも混じっている気がするが概ねアッサム。細かい葉なので最初は茶葉をドサール(茶葉の計量スプーン)2/3程度とかなり少なくしてみたけれども、これはさすがに3分経っても弱すぎた。そこでドサールにすり切り1杯で3分弱で再挑戦。 香りはやはりアッサム系で、枯れ草のような香りが混ざっている。これは紅茶の場合、別にオフフレーバー(良くない香り)ではない。ボディはそこまで感じなかったが渋みはそこそこ強い。甘みが割と強い。 総合評価としては良くも悪くも普通のアッサム。あまり特徴らしい特徴は感じなかったが、アッサム種ってのはもともと庶民の大量消費用にアフリカで生産されるようになったものなので気合いの入った高額の茶園モノみたいな特徴の強いものは少ないらしい。ダストってのも普通はブロークンの茶葉を作って篩にかけた残りみたいなイメージがあるのにそれが代名詞になってるというあたりにもそういう事情が感じられる。つまり珍重され値段の高いフルリーフやブロークンを作らなかったという事。まあこれは、ブランドにこだわった上流のイギリス人には新興のアフリカ産茶葉なんか売れないという事でもあったんだろうと思うけど。ケニヤなんかは産地として最近見直されて茶園ものも出てきたみたいだけど、これにしたって多くはCTC製法でどちらかというと安い製法だし。 そういう事情なんかも考えてみると、この値段なら結構いいんじゃなかろうかと思う。僕は安いティーバッグのお茶はどうも酸味が強い気がして好きではないので、がぶがぶ飲む用途とかお菓子メインのお茶の時間用としては結構おすすめです。ウィンベーさんの帰国はもうまもなくなので、申し込みなら至急でよろしく。 (注:なお、お茶の善し悪しそのものは分かるつもりだけどテイスティングの書き方は分からんので、あなたが飲んでみると上記とはまるで間違った感じである可能性もありますからご注意ください。)
by sotono_hito
| 2006-02-19 06:48
| 紅茶の話
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